調子どうですか。
唐突に申し訳ございません。
平日の夜及び休日全般の食器洗いは、わたくしの担当となっております。
さて、なにゆえ冒頭から自慢気にそんなことをのたまうのかと申しますと
我が家の食洗機が突然使えなくなってしまいまして。
つまり、食器洗い担当のわたくしにとっては、かなりの困りごと。
せーの。
カナコマー。
サイコロ持った小堺一機インダハウス。
もちろん、手でも洗えますよ。
しかしながら、人は楽な方へ流されるものでございます。
すでに食洗機に慣れてしまったわたくしとしては、手で洗うのカンベン。
※個人的主観であって、手洗い派の方を否定するものではございません。
そんな故障した我が家の食洗機ってのは、ビルトインタイプ。
Panasonic ビルトイン食器洗い乾燥機 NP-45RD7
こいつの復活までの道のりを、ぜひみなさまと共有させていただきたい。
無用と言っても続けるのだろう。
それはいつもの夕食後のある日。
食器洗い担当のわたくし、意気揚々と食洗機を使っておりましたところ突然聴きなれない音に見舞われます。
ピピピピピピピピピ
どこで鳴ってんだってここ。
食洗機のフロントパネルに目をやると、「節電」と「強力」が点滅してる。
「節電」なのに「強力」だとぉぉぉ~。
お得じゃないか。
うそですうそです。
音がもろ警告めいてるもんで、ただ事じゃないんだろう。
あわてて一時停止ボタン押しましたよ。
ぬ
止まらない。
全く反応しない。
それではと、次に電源ボタンいきましたよ。
ぬぬ
全く反応なし。
連打、長押し、同時押し、おっさんなりのファミコンに始まる今まで培ったボタン押しのバリエーションを可能な限りこころみるもウンともスンとも言わない。
なんだどうした。
困っておりましたらば、なんとか警告音は止みました。
しかし中はグワングワン動いているけど。
いつもより中の水の音が派手に感じるのは、わたくしが動揺しているからか。
何が起きているんだ。
動いてるけどこの際開けてみるか!?
えー。
ぶしゃーーーみたいの怖いな。
だな。無暗に開けることは避け、とりあえずマニュアルを手に取る。
どうもこのエラー「本体内から水漏れしている」ってやつっぽい。
さらにマニュアルには「止水栓または水道の元栓を閉めてください。水漏れのおそれがあるため、至急設置された販売店にご連絡ください。」なんて恐ろしいこと書いてある。
素人は手を出すなってことだな。
今この場でわたくしがやれることはなさそうだ。ホ
ホじゃないよ。
しかしそうも言ってられないので、ネットで調べてみると、我が家と同じようなエラー関連の記事がけっこうある。
原因として多かったのが、食洗機内の排水口のつまり。
なんでも積年の汚れがピンクのドロドロになってつまってるなんていう怖い話。
せーの。
コワバナー。
小堺インダハウス。
でももしコレが原因ならば、自分で解決できるかも。
そうこうしていると、食洗機のグワングワンもいつしか止まっていたのでようやく開けてみる。
当然だが中の食器は洗い途中っぽい様相を呈する。
まぁ、びちゃんびちゃん。
さっそく先程ネットで予習したピンクいの除去すべく、排水口の今まで開けたこともないフタをこじ開けてみる。
・・・。
ピンクいのいない・・・。
スゲーの期待したじゃん。
残念というか良かったと言うか、ピンクいドロドロは我が家にはいない。
排水口のつまりではなさそうだ。
解決の糸口を見失い落胆しつつ、先程まで無反応だったボタンを再びいじってみる。
ピ
お?
ウンともスーンともなかったボタンが返事する。
「スーン」なんで伸ばした。
もしや・・・。
直ってるとか?
いつもの運転スタートやってみる。
ォオオ、動く!
ピピピピピピピピピ
ォオオさっき同様動揺。
「至急販売店へご連絡ください」
はい。
観念してマニュアルに記載されている”パナソニック修理ご相談窓口”へ連絡することにいたしました。
この先ずっと食器を手洗いしていく自信なんてありませんもん。
さて、修理当日。
パナソニックの下請業者さんにご足労願う。
テキパキと我が家のビルトイン食洗機が引っこ抜かれました。
あれこれと見ていただき、原因が判明。
排水ホースが裂けちゃってたのね。
業者さんいわく、食器を入れる際に食洗機の扉を全開まで引き出すと、このホースの接続部に負荷がかかるらしく、よく破損する部位ではあるとのこと。
なんじゃい。
こんな。
んなこと言ったって、大きい皿とか鍋なんか入れるときゃ全開いくでしょうよ。
設計上ホースにあそびがないなんて、付け根にストレスたまるの当然でしょうよ。
ホースあそばせんかい。
そんな簡単な話じゃないんでしょうけど。
業者さんには、もちろんそんな悪態ついてないですけど。
なにはともあれ、今後は全開禁止ってことを家族間で周知する必要がありそうだ。
幸い今回ホースの交換で復活できそう。
ダメ元でこのホース少し長く出来ないものか相談いたしましたら、機能上問題ないレベルで若干ですがあそびつくれるようです。
業者さんの言葉を借りれば「工場出荷時の印より少しだけ長くセットする」なんてことやっていただきました。
感謝。
まぁ、約5年間毎日こき使っておりますから致し方なし。
わたくしがMAX全開いかなくたって、遅かれ早かれ断裂してたのかも知れません。
しかしそこそこすんよね・・・。
2万あべし!
でも待ってくださいよ。
トホホでおしまいではございません。
もし、あなたの身にも同じようなことが起きたときは覚えておいてください。
まず、素直に自分の過失をお認め下さい。
排水ホースの断裂は経年劣化ではなく、あなたが起こした事故です。
言ってる意味おわかりですよね?
もし火災保険に加入していれば、補償内容にもよりますが保険で対応可能です。
ためになる~。
ちなみに我が家は、修理代2万円払ってすっかり終わっておりました笑
先日いつも見てるarchitecterさんのブログで、食洗機保証期間内のため修理費用0円なんてのを拝見いたしまして、今一度保証書だなんだとひっくりかえしておりましたら、火災保険の補償対象であることが判明、気づきの機会をいただきました。
てなわけで火災保険、言ってみるもんですね。
我が家の場合、免責の兼ね合いにて全額とはいきませんでしたが、65%程度の保険金がおりて、結果的に自己負担額は7,000円いかないくらいで済みました。
食洗機排水ホース交換修理 7,000あべし。
背に腹は代えられない。