茅ヶ崎のそこそこタフなラフな家

身の丈の性能と偏りのコダワリ

隠すべきは隠れず。

調子どうですか。

 

新築建て替え。

工務店とこってり打ち合わせを重ね、用意周到に挑む家づくりなわけですが、実際に工事が進んで直面する問題なんてのもあるんですよ。

今回は、そんな「話が違うよ」なんてことを少々ちらかしますがよろしいでしょうか。

 

我が家には、寝室とインナーバルコニーとを出入りする引き違い窓があるのですが、この引き違い窓の上部に鎮座するシャッターボックスの納まりが今回の火種となりまして・・・。

当初このシャッターボックスは軒天に埋め込むタイプ、つまり見えなくなるものとして計画しておりました。

こんなやつ。

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軒天納まりに適したD型ってので、点検口がボックスの下側にあるので、軒天納まりに最適。

 

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横から見た簡易図ですが何か。

 

これスッキリしてて良さそうじゃないですか。

これでいきましょう。

しかし、工事が進むと問題発生。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

納まらない。

なんじゃい。

 

正確には、納めることは可能だが軒天がすごく低くなっちゃうよって話。

 

今更んなこと言われても・・・。

 

工務店からこの話されたときには、すでにこんな感じ。

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シャッターボックスが軒天にお隠れあそばすことなく、堂々と鎮座されておわします。

重い。

 

工務店「すみません・・・隠れませんでした。」

俺「いいんですよ。四角くてどっしり存在感があってたのもしい!」

 

なんてことには当然なりませんよ。

 

これ軒天に潜って隠れるからってんで、敢えて点検口が下にあるD型なるイカチーそれにしたわけでございます。

 

どーにかしないと絶対いかんやつだと、素人のわたくしですら察する。

 

しかし確かにコレが隠れるまで軒天を下げるなんてすると、すごく低いんだろう。

とはいえ、それが実際どんくらい低いのか現場で感じてみよう。

 

早朝足場を上りインナーバルコニーへ、自ら測ってみる。

シャッターボックスが隠れるまで軒天を下げるとすると・・・約1900ちょい。

高さ1900mm(1.9メートル)の天井って・・・。

バルコニーなんで、洗濯物を当然干します。

わたくしの身長は165cmとチビですが、手を挙げたらきっとガシッ。

 

それは無いわ。

 

不本意ではありますが、ここに至っては隠すのは無理だとして・・・

せめてスリムなやつにしましょうか。

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スリムなデザインのS型ってやつ。

 

 

それで手を打ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出来ないみたい。

なんじゃい。

 

スリムなS型は、点検口が上に開くらしくて軒天と干渉します。だって。

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せーまっ!

 

どーしろっつーんだコレ。

 

・・・おいおい・・・このままじゃますますヤバい気がしてきたぜ。

こんな四角い強烈なズータイして、尚且つこの狭い隙間に鳥さんや蜘蛛くんの居心地の良いスペースのご提供って・・・。

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そんな魑魅魍魎の拠点を用意したとなったら、嫁ちゃんが絶対許してはくれません。

 

ムムム・・・どうすりゃいいんだマザ◯ァカ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お!

 

逆に引き違い窓のサイズをUPして、当初の計画通りにシャッターボックスを軒天内に納めればイイんじゃん!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はいダメー。

なんじゃい。

 

”まぐさ”なる窓や出入り口などの開口部のすぐ上に取り付けられた横材が今の窓の高さで入っている為、今の段階でサッシのサイズ(高さ)をいじることは不可能であるらしい。

 

・シャッターボックスはスリムに出来ない。

・サッシのサイズUPも出来ない。

 

そもそも、なんでこんなに悩んでんのかって話。

親指から数えて3番目、小指から数えて3番目の指が立ちそうになりますよ。

 

工務店からすりゃ他人の家。

軒天下げるか、このままか、な2択なわけですが、わたくしにとっちゃ当然ですが

 

俺ん家なわけですよ!

落ち着け。

 

さらなる案として以下2案をひねり出す。

 

まずひとつは、シャッターボックスを全部隠すことは出来ないが、ボックス上端まで軒天を下げ、隙間を無くすというのはどうだろうか。

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わたくし自身が測っているので正確ではないかも知れませんが、これで天井(軒天)まで約2200mm(2.2メートル)は確保出来ます。

 

もうひとつは、ボックスの上の隙間に板など下地材を回して外壁と同じサイディングで囲って埋めちゃう、つまり隙間にフタってのはどうだろうか。

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ボックスの出っ張りは正直イヤだが、隙間の埋め方としては天井も下げないし、一番スッキリなのではなかろうか。

 

どちらも苦肉の策ではあるが、素人であるわたくしが考えられるとするとこれくらい。

 

よくよく考え抜いた結果、もちろん不本意ではあるが現実的な方法として「隙間にフタ」コレでなんとか納得しようと自分を欺きます。

現場監督さんは「うまくいかないんじゃないかな」などと仰ってましたけど、うまくやってもらう以外どこにも逃げ道はありませんよ。

 

そんな今の状況はこちら。

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さてどうなるか。

 

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