調子どうですか。
こっちは最高に調子イイですよフォー!!
突き抜ける高揚感が未だ自分を支配しているものと思われます。
なにがそんなに調子イイんだよ。
気密値だよ。
ってことで、待ちに待ったそれだったもんで、仕事を午前中で切り上げ、気密測定に立ち会わせていただいてまいりました。フォー!
家の建て替えをすることが決まり、肥大し続ける我が要塞アーダコーダへの野望において、比較的最初のほうで掲げたそこそこの性能の確保。
言わずもがな「気密」「断熱」「耐震」のそこそこの確保でございます。
コレ「断熱」「耐震」については使用する部材や設計に応じて、また、それらの机上の計算によって担保されるのでしょうが、「気密」に関しては現場作業に依存した、測定を前提とする至って明快な、しかし残酷な部分でもあります。
だからこそ素人の自分も絶対立ち会ってみたい!なんてドキドキする始末。
しかしこんだけこっちはドキドキしてるってのに、工務店側はずいぶんとドライ。
工務店から前日に急にこんなメールが入ります。
「明日やります」
「午後になるかと思います」
「正確な時間はわかりません」
って おい。
そんな「来てくれるな感」出さんでもいいじゃないのさ。
こっちも時間つくるのに仕事の調整とかあるんですけーど。
前日に明日ですってんじゃなく、もうちょっと事前に明確にならんもんでしょうか。
まぁいいけど。
いいんかい。
時間はわからないけど午後っちゅーなら、常識的に考えてメシもあんから13:00からが午後イチだろ。午後一番で行ったら。
キッチリ13:00到着。よし。
む。
この車知らねーぞ・・・着いてんのか?着いてるんだな。
もし始まってたらもう・・・アレ・・・今から接触する人全員に、俺の知ってるありったけの汚い言葉ちらかてし%&$#る!
噛んだからダメー。
慌てて中へ。
現場監督さん発見。ガルル。
自分「始まっちゃってますか!?」
現場監督さん「これからです。今準備してます」
ほっ。
どれどれどんなよ。
ズラリ広げてるね~。
さっきまでの謎の敵意が嘘のように、写真パシャパシャご満悦。
塞ぐとこは塞ぐわけですね。
気密シート越しにうっすら見えるコンセントボックスの中。
ここも吹き付けんのか。
サッシの回りもよく見るとグルっとやってるわ。
念入りでなによりです。アザッス。
お、ラッパみたいの装着。
そんなこんなでぷらぷらしてたら始まった模様。
イイ音出して急速に排気されてますよ。
締め切った屋内を一気に負圧にもってきます。
しかし始まったはいいけど、手持ち無沙汰。
またぷらぷらしてたら、缶コーヒーはブラック、大工さん。
相変わらず背中で語ってますな〜。
今日も粛々と我が家にそのイルスキルを注ぎ込んでいただいております。
しかし、気密測定中も現場作業はノンストップ。
扇風機も止めません。
気密値出すのに扇風機の風とかは影響しないのだろうか。
などと素人のわたくしが心配したところで詮無いことですよ。
さて、我が家は気密測定を重要視するわけですが、実際どんくらい欲しいのよ。
わたくしの求めるそこそこと定義するC値は1.0以下です。
これは、我が家の換気システムがダクト式第三種換気システムということもあり、この辺のC値を確保できてないと換気としては機能しないみたいだからです。
それでも、自然給気としてはC値1.0でも50%くらいみたいですけどね。
淀みなく、隈なく効率的な換気をなんてするならば、C値0.1とか0.2辺りの高気密性能が必要となるのでしょう。
換気システムについてはずいぶんと悩みましたけど、我が家が建つ地域は比較的温暖な地域ということもあり、メンテ含めコストと換気能力というところでダクト式第三種換気システムの採用を決めました。
ルフロ400|排気型集中換気システム|製品情報|日本住環境株式会社
え、あ、そうでした。
そんなこんなで測定は何回かやって、出ました出ました。
ぬぉ 0.5!
マンモスうれP~!
やばっ。ついスラング出ちゃったテヘ。
正確には0.49いくつって感じみたいでした。
コレ実は、今は退職されてしまった我が家の営業担当だったマイメン◯本さんと、契約時に保証値として約束していただいていた数字なんです。
パッシブハウスを謳う工務店としては、普通にやっていただいていても出ていた数字なのかも知れませんが、打合せなどでの◯本さんの真摯な取り組みが功を奏したのではないでしょうか。
もちろん今の時代に建てる家でいったら、そうすごくもない数値なのかも知れません。
しかし、今まで隙間だらけの築35年の家に住んでいたわたくしにとっては、新居においてC値1.0以下という目標値を達成できたことがマンモスうれ・・最高にハッピーです。
このあとC値達成記念という大義名分を得て、家族引き連れてシースー行っちゃうわけですよ。
回転寿司な。
はぁ~たぶんしばらく幸せ。