調子どうですか。
おいタイトル。なめてんのか真面目にやれ。
いやいや、ここだけの話・・・。
どこだけの話。
出るんですよ。
我が家。
出るって言ったら決まってるでしょう。
鳥。
鳥かーい。
でかいカラスなんですがね。
ちょっと困っておりまして。
彼、彼女らの排泄物に。
生き物が排泄することは至極当然。
そこに文句はございません。
ただ、たまたま、しかしちょうど車の上ってのが
オーマイグッネス。
我が家の敷地内には電柱がございます。
そこで毎度やるんです。
ちょうど妻の車の駐車スペースに投下されるもんですから、車うんこまみれ。
妻のやり場のない怒りは、高い確率でわたくしに到着してるように思われてなりません。
そんな妻の気を鎮める為、都度洗車も億劫ですよ。
かっこつけんな洗車しないだろ。
ばっちー画像サーセン。
今までは平気だったのに、なにゆえそんなことになったのかと、しばらく観察しておりましたらば、カラス達どうも向かいの空き家が気になる様子。
我が家の敷地内の電柱に止まり、向かいの空き家の壊れた破風(はふ)をうかがっている。
破風(はふ)ってなんじゃい。
そんなあなた、もしよろしければこちらもご覧いただければ幸甚に存じます。
その向かいの家ってのは、ツレのじいちゃんに先立たれたおばあちゃんが1人暮らしとなっていたご近所さん。
そのおばあちゃんも数年前に他界してしまっている。
そんな空き家となりしそれの破風板の一部がぶっ壊れて穴が開いちゃっている。
そこにヒヨドリ(?)とおぼしき雛がピーピー。
親鳥っぽいのが周囲をグルグル。
んでうちの電柱にはカラスが虎視眈々とギンギン。
ぎゅんぎゅんのギンギン。
自然界の摂理に横槍を入れるつもりは毛頭ございませんが、車の上空でギンギンがブリブリビーボー、対するグルグルも負けじとまき散らすブリブリビーボー。
おまけにピーピー・・・。
いや、ピーピーの糞はここでは問題じゃないのか。
そんな具合でありますから、車だけにとどまらず路上にも激戦の爪痕を残す・・・。
かっこつけんなただのうんこだべ。
見た目が汚いってだけでなく、鳥の糞アレルギーなんてのもあるとか。
とにかく、うんこ空中戦をカンベンしていただきたい。
擬音語の渋滞もカンベンしてくんね。
ちなみにいつしかピーピーはやられちゃったのか、グルグルも見かけなくなりましたが、ギンギンたちはその後も依然壊れた破風を監視するかのように我が家の電柱(電線)を事あるごとに占拠しております。
つまりネクストシットし続けるわけです。
ひょっとすると破風板の穴伝い、屋根裏なんかにねずみとか食えそうなもんチョロチョロしてんじゃなかろうか。
いずれにせよここを狩場、電柱をその拠点、なんてなったらたまりません。
さて、彼、彼女らには申し訳ない気も少しするが、妻の精神衛生上、わたくしの安全保障上においても、我が家の電柱に止まることが出来ないよう処置せざるを得ないだろう。
いわゆる”鳥害対策”ってやつを以下にまとめてみました。
ここで言う”鳥害対策”ってのは、電柱の管理側に何とかしてもらおうというもので、自ら直接処置を施すってのではございません。
だろうな。
①電柱の管理番号を把握する
電柱の電線やそれにともなう設備は、電力会社や通信会社がそれぞれ管理しているものらしく、対処してもらえる範囲や管轄がそれぞれの会社で異なるようです。
手間ではありますが、それぞれの管理番号を確認しておく。
我が家の電柱はこんな感じ。
上のプレートがNTTの管理番号、下のプレートは東京電力のようです。
ロゴなんかでもわかりますね。
最低でもこの2社へは鳥害対策の依頼をしなければならないわけでございます。
最低2社と申しましたのも、あとで触れますがこの2社の管轄外の線も電柱を伝っている場合があるようです。
これは素人目での判別は難しいので、おそらく2社による対策実施時に「この線は◯◯社ですので当社ではいじれません」なんてことになると思いますので、そのタイミングで追っかけ対応するのがスムーズでしょうか。
我が家のケースでは、NTT、東電に加え、J:COM、KDDI と計4社が群雄割拠しておりました。
これから始まる戦いが一筋縄ではいかないであろうということで、缶コーヒー小指立てて飲んでやりましたよ。
②各管理会社へ問い合わせ
そんなわけで我が家の場合は、計4社へ鳥害対策依頼をすべく問い合わせいたしました。
ちなみに我が家は、J:COM も KDDI も使用しておりませんが仕方ございません。
わたくし、こういった類の問い合わせにおいて、電話の自動音声ガイダンスってのがどうもムズムズいたしまして、基本Webでの問い合わせを優先いたします。
残念ながら KDDI は契約してない場合は、電話しか問い合わせ先が見つかりませんでしたので、ムズムズする他ございません。
問い合わせの際は、状況写真(画像)を準備しておけば、その後の説明もスムーズかも知れません。
下記、念の為ご参考までに。
※お住まいの地域によっては問い合わせ先が異なるかも知れません。
<NTT東日本>
お問い合わせ | NTT東日本 (ntt-east.co.jp)
<東京電力パワーグリッド>
③各社と対策実施の日程調整
問い合わせ後は、おそらく相手方から電話やメールをいただけますので、施工内容や実施日等の詳細を詰めていくことになろうかと思います。
その後、各社下請けの施工業者さんが現地を確認して、早ければその日にでも処置いただくといった流れと記憶しております。
ただ東電はけっこうかかりました。
我が家の場合、なんだかんだで3ヶ月くらいはかかったでしょうか。
さて、ではそんな"鳥害対策"見ていきましょう。
まず電線。
所々に等間隔で付いてるペン先みたいの。
鳥が止まれないくらい細いワイヤーをこのペン先みたいのでピーンと張ることで電線に止まれなくするって感じでしょうか。
さて、肝心の電柱もご覧ください。
下側から見ていきましょうか。
ォオオ。
ギザギザと忙しくて鳥を寄せ付けなさそうです。
ずっと見ていたくなるような男前っぷりでございます。
よし、次いってみえ!?
おいおいちょっと待てよ。
スリップノットのクレイグ・ジョーンズがいるぜ。
こりゃ迂闊に近寄れん。
あんまりイカツイので、いきなり電柱てっぺんいっちゃった。
失礼、少し戻って下も見てみましょうか。
い
いーるー。
えーいるじゃん。
なにいるの。
なんならくつろいでからに。
我が家の電柱こんな状況。
これ、各社管轄が違えば処置も様々なわけでございます。
このカラス達が止まってる部分の処置は、ギザギザじゃなくてワイヤーをピーンのタイプっぽい。
しかしがんばれば止まれちゃうのかぁ。
ここはギンギンあっぱれなりと言う他ない。
負けたぜデ~ム。
ただその後はと申しますと、やはり止まりづらいのか鳥が止まってることも減りましたし、全くではございませんが糞を見る機会もだいぶ減りました。
鳥を全く止まらなくさせることが目的ではなく、車がうんこまみれカンベンって話ですので、居心地悪くてのんびり出来ない、落ち着いてうんこしづらい、これで充分な気もいたします。
うんこうんこうるせーな。
経過観察は必要かも知れませんが、ひとまず結果オーライってことで。
以上、我が家の電柱(電線)における”鳥害対策”となります。
万が一どなたかのご参考になったなんてことになればありがたき幸せ。