調子どうですか。
令和の幕開けですね。
張り切っていきたいもんです。
さて、今回は基礎工事「型枠ばらし」です。
先日型枠が取れました。
翌日はあいにくの雨でしたが、フレッシュなうちに撮っとくパシャリ。
えーと、養生日数にして中3日ってところでしょうか。
え 早やっ!
・・・いや、どうです?
素人がいちゃもんつけんのもアレですが・・・。
もちろん、基礎屋さんを信用していないわけではないですが。
しかし、毎度自分の想定を覆されるもんですからハラハラしちゃったりするわけですよ。
ま、この自分の想定ってのも、にわか仕込みのペラいアレなんですけど笑
建築学会なるところから刊行されている「建築工事標準仕様書(JASS5)」なんてのによると、最も一般的な種類のセメントを用いたコンクリートで標準的な住宅基礎の耐用年数の場合、養生期間は5日以上とされているようです。
こーゆーネットで拾ったそれをわたくしは"ものさし"としているもんで、養生3日ってのは「ちょっと早いんじゃなかろうか?」なんてなっちゃうわけでございます。
勉強は嫌いですが、納得はいつもしたいので、もうちょっと調べてみるか。
必ずしも、この日数を養生しなければコンクリートは必要な性能を発揮しないのかというとそうでもないみたい。
日数に達しなくても一般的な建物の場合、コンクリートの圧縮強度が5N/mm2以上であることが確認されれば型枠を取り外しても問題はないらしい。
ちなみに、JASS5には参考表として、使用するコンクリート配合と圧縮強度5N/mm2を得られる日数についての目安が掲載されています。
圧縮強度5N/mm2が得られる材齢 |
|||||
呼び強度 |
養生温度に対応する養生日数(日) |
||||
2℃ |
5℃ |
10℃ |
15℃ |
20℃ |
|
24 |
5.0 |
3.5 |
2.5 |
2.0 |
1.5 |
27 |
4.5 |
3.5 |
2.5 |
2.0 |
1.5 |
30 |
4.0 |
3.0 |
2.0 |
1.5 |
1.5 |
建築工事標準仕様書より
我が家の場合、工務店の設計基準強度が21N/mm2で、品質基準強度ってのが24N/mm2なので、この品質基準強度を満たすよう施工と謳ってあることから、呼び強度24で今の時期の茅ヶ崎だと10℃~15℃のとこあたり見ときゃ良さそうなのかなと考えます。
とすると、養生日数は2日~2.5日・・・。
なるほど。
3日ありゃ理論値はクリアなのかも。
念のため、その時の強度試験用のテストピースによる圧縮強度試験の測定結果なんかを、別途確認させてもらおう。
しかし、過度に心配してしまう。
ちなみにですけど、内部立ち上がり生コン打設から型枠ばらしまでの養生期間は中3日でしたが、うわものを組むのは2週間後くらいみたいなんで、すぐにこの状態の基礎に荷重が加わるって話ではないようですホ。
お、玄関、浴室、外部収納に敷き詰められるであろう断熱材が出番待ちですか。
施主の心配をよそに、我が要塞アーダコーダはすくすく成長を遂げるわけだな。
よしよし。